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角川大映撮影所
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データ
参考資料
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角川大映スタジオ
戦前の日活多摩川撮影所から戦後の日本映画最盛期の大映東京撮影所を経て、現在は角川映画株式会社が運営する撮影所です。

■  <撮影所の歴史>

撮影所は、昭和8年(1933年)日本映画株式会社が建設した多摩川スタジオをルーツとし、昭和9年(1934年)に日活多摩川撮影所を経て、昭和17年(1942年)に大日本映画株式会社(後の大映株式会社)東京第二撮影所となりました。昭和21年(1946年)には大映東京撮影所として再出発し、日本映画の最盛期を経て、平成14年(2002年)に角川大映撮影所となりました。撮影所は戦前の日本映画の発展期から戦後の日本映画の最盛期を経て現在に至るまで、多数の映画を世に送りだしました。

最盛期の大映東京撮影所の敷地は現在の敷地に加え、隣接する調布南高校、更には京王多摩川線の線路の辺りまでありました。

ルーツとなる日本映画株式会社の多摩川スタジオは、後の調布市長となる本多嘉一郎さんが昭和7年この地を調査に訪れ、「水澄み、時代劇、現代劇に最適なり」と報告して、建設されたのでした。



■  <角川映画株式会社 同社スタジオ事業本部管理グループ管理室長 三上清一さんの話>

日本映画最盛期の大映東京撮影所の時代には、現在の撮影所の隣の調布南高校や前のマンションの場所も撮影所の敷地でした。またマンションの隣も空き地で、オープンセットの撮影に利用していました。敷地内には特撮用のプールもあり、夏には撮影所の人がそこで泳いでいたそうです。

■  <現在の撮影所>

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角川大映スタジオ(2005年10月撮影)
撮影所は京王相模原線・京王多摩川駅から徒歩2分のところにあります。取材時(2005年10月22日)には、撮影所の外壁一杯に上映中の「妖怪大戦争」の絵が描かれていました。その両端に大きな大魔神の像が建てられていました。

現在の撮影所の約3800坪の敷地の中に4つの建物のスタジオがあり、その中の1つは2004年11月に焼失し、取材時には再建中でしたが2006年1月に完成しました。再建された建物には4つのスタジオが収容されており、この結果スタジオは合計7つになりました。

1つのスタジオは約200坪の広さがあり、天井は通常の3階建てくらいの高さがあり、柱はありません。この中にセットを組み立てて撮影に使用されます。

この撮影所で製作された周防正行監督「Shall we ダンス?」(1996年)のボールルームのセットと最後の方の場面で、ヒロインを送別するダンス会場のセットもこのスタジオの中に作られたそうです。
取材時には、スタジオの1つではTVのCM用のセットが製作中でした。また別のスタジオでは、TVドラマ「着信アリ」が撮影中でした。

撮影所では約80人の方が働いており、管理や総務、営業グループの人の他、大道具(建物)や小道具(机や椅子など)を製作する美術グループの人が中心とのことでした。

撮影所の中には、ガメラ倉庫と呼ばれるガメラの造形物や小道具が保管された倉庫があります。そこには、ガメラに破壊された東京タワーの模型もありました。また、妖怪大戦争で使用したゲゲゲの鬼太郎の妖怪の造形物や衣装も多数保管されていました。その他に小道具倉庫や大道具倉庫などもあります。小道具倉庫には、ラーメン屋の暖簾や看板、どんぶりなどの他、古い電気冷蔵庫などの電気製品も多数保管されています。

撮影所内にはガメラや大魔神の造形物や戦国自衛隊の野外セットのミニチュアセットなどがあちこちに展示されています。また、センター棟は船をイメージしたデザインで、その窓には大映時代からの名作、羅生門や座頭市の他、セーラ服と機関銃、Shall we ダンス?などのスチル写真が飾られています。

撮影所のレストランは外部にも開放されており、そこにもガメラの造形物が展示されていました。


   
 Data
データ

HP http://kadokawa-pictures-studio.com/
所在地 調布市 多摩川 6-1-1
お問合せ先 調布市立中央図書館 地域情報化担当
042−441−6181
   
 参考資料

No 書名・著者名 発行
「カツドウ屋市長奮戦記」,本多嘉一郎 1968年,社会新報 
2 「日本映画発達史 II」,田中純一郎 1976年,中央公論社 
3 「調布・映画小史」,市川久夫 1990年,調布史談会 
4 「第49期事業報告書」,角川ホールディングス 2003年 
5 「大映十年史」,大映株式会社編 1951年,大映 
6 「日活五十年史」,日活株式会社編 1962年,日活 
   
 Link
関連リンク
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